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加藤夏樹のお仕事ブログ

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Marketing Stories

【本記事の要旨】

よくマーケティングでは「物語を語れ」ということは言われます。とはいえ、誰にも彼にも小説家になれって意味じゃありません。それは、サービスを提供するあなただったり、あなたのサービス・製品と、クライアントになっている人との「人生の交差点」を描き出すような物語を語れってことです。

重なり合うことのなかった「キミ」と「ボク」が交わるとき、人の心は動くんです。

 

コンテンツ・マーケティングは、「書く」ことが大前提

どーも。なつきです。

いやね。なんかアレです。世の中、結局テクやノウハウはせかりが幅をきかすのですかねー。

コンテンツマーケティング論の記事を読んでいたら、SEO対策だのFBかやらツイッターからの導線だの。

大切だけど、些末なコトを書いているばっかりでさー。そういう「施策」って、最後なんよ! 

 

おれのこのコラムの連載では、最後に扱うか、あるいは、記事の最後につけている集客ブログの作り方のメール講座に書いてるだけで十分なんYO! 

ンテンツ・マーケティングの一番のキモって、「面白い」「役に立つ」「共感」(感動)できるコンテンツをきちんと作りこむことこそが、最高の施策なわけですよ!

言いたいことも言えない世の中じゃポイズンなんだYO! 

たとえばさ、FBとかでたまにエラいバズってる感動系ストーリーとかってあるじゃん。

あるいは、加藤ハイネのオモシロブログとか。おもしろいんだわ。こういうの。

 

なんつーの。ところがさ、コンテンツ・マーケティングなのに、意図的に拡散させるための施策ばっかり流布させてんじゃねーYO!とね。そんな施策は必要でも最後なんだYO!

 

あたい、思わず激プンプン丸ですよ。

コンテンツマーケティングなのに、コンテンツ(内容)のないコンテンツばかり流布させてもねぇ。

激おこマルフォイ

だからね。

あたいの言いたいことは結論としては、やっぱりコンテンツ・マーケティングの本質は、「コンテンツ・ライティング」だ、ということ。

コンテンツ(内容)のあるコンテンツを作ること。こここそが、コンテンツ・マーケティングのコア。

ここをおろそかにしたら、結局、それはコンテンツ・マーケティングにならない。

 

なので、まずはしっかりと「書ける」ようになるため、書くための「ハウツー」こそが、真のコンテンツ・マーケティングのメソッドとなる。

おっと、思わず怒りにまかせて語っちまった。

そんなワケで、本題に入ろう。今回のお題は、「あなたの価値を高めるストーリー」についての話だ。

では、例によって、下記が未読の方はこちらからどうぞ。

逆襲のコンテンツ・マーケティング論1
逆襲のコンテンツ・マーケティング論2
逆襲のコンテンツ・マーケティング論3

では、本論をどうぞ。

 

ステップ0 あなたの物語(人生)と顧客のニーズのクロスロード

 

耳タコ

物語を語れ。そういうマーケティング論は多い。よく聞く。耳タコ。

刺身にしてやろうか!というくらい、よく聞く。

でもさ、おれはね、一応、小説も出していたりして、そういう話を語るのは得意なんよ。

もともと、広報PRが専門だし、コピーライターだし。

書くことは得意。でも、世の中の多くの人って、書くのはそんなに得意なわけじゃない。それは知ってる。

だからこそ、そもそもどんなストーリーを設計すべきか。

この視点が大事なんだ。みんなは小説家じゃない。

単に感動物語を書けばいいってワケじゃない。ある種、ビジネスマインドに基づく設計がいるわけ。

その視点をどうするか。それが、「あなたの物語(人生)と顧客のニーズのクロスロード」を描く、ということ。

たとえばさ、この動画は知ってる?

 

タイの保険会社のCM。聾唖の父親。娘は普通だが、学校で父親が聾唖なことをからかわられ、いじめられる。

多感な少女はそれを苦にして、自殺を図る。貧しい父はすべてをなげうってでも、助けてくれと医者に身振り手振りで訴える。

一命を取り留めた娘は、父の愛の深さに涙する。

ありかきたりの物語かもしれない。しかし世界的に拡散した、ショートムービーのようなCMだ。物語として感動できるが、これを見た家族を持つ人たちは、家族の万が一に備えるべきかも、という思いも想起されるだろう。

 

ここでは、単なる「感動」だけではなく、自社の戦略目標(顧客の発掘)に合致したコンテンツとなっていた。

そしてもう少し深く掘り下げると、それは「大切な家族の万が一に備えることは必要。

誰に、何があるかわかりませんから」という保険会社らしいメッセージを感動的で、ハートフルなコンテンツとして提供、拡散させてわけだ。

「大事な人を守れる自分であるために。保険がその役割をします。」

そのメッセージを強烈に伝えていたわけだ。これこそ、コンテンツ・マーケティングだ。

 

大切な家族を守りたいという願。(顧客のニーズ・ウォンツ)

それをサポートできる!という自分たち。(保険会社のあり方。)

この二つがクロスする点とは何か。

それを考えるとき、コンテンツに持たせるべきストーリーの姿が浮かび上がる。

ぜひ自分に当てはめて考えてほしい。

それではより具体的なライティングに入っていこう。

 

ステップ1 あなたの世界は変えられる

obamaチェンジ

さて。前例では、保険会社の動画を例にして伝えた。

それはさらに言えば、「万が一のとき、家族を守れるか不安」な自分から、「何か起きても、安心して家族を守れる自分」へと変われる、ということを意味している。

顧客に「不安な世界」から「安心できる世界」へ移住しませんか、という提案しているわけ。

 

これはたとえ、ばおれの場合だと、「新規顧客を獲得できるか不安」「売上が安定しない不安」な世界に住むクライアントに対して、「大丈夫、変われるよ!」ということを提案していることなんだ。

 

もちろん、単に「こうすれば変わる」ということを言うだけじゃ、人はついてきてくれない。正式にクライアントになることはないだろう。

そこがコンテンツ・マーケティングの出番だ。思い切り共感が先にあれば、「この人なら変えてくれる!」と信じてもらえる。

コンテンツとは、まさにその役割を果たす。

だからこそ、コンテンツは作り始める前に、ステップゼロの段階で、戦略的にお互いのニーズ・ウォンツが重なるポイントを見出し、設計することが必要ってわけよ。

その点(ニーズ)を見出して初めて、「変われるよ」とおれたちは言える。

 

ステップ2 事実を語れ

では、ニーズも見出した。そのニーズに答える自分のサービスはコレだ、というのもある。ならそのクロスロードを紡ぐ物語を描けばいい。・・・とはならない。

注意点がある。感動とか共感を得たいがばかりに、練りに練った物語にするならともかく、盛りに盛った話に人はしがちだ。

とくに証拠がないとばかりに、ネットの広告宣伝の世界ではやりがちだな。

それはヤめた方がいい。

文春のショーンKの話ではないが(笑)、詐称はいつかバレる。

それは最大のリスクだ。この世界、結局誠実で正直であることが最高のリスクヘッジだ。

あなたは、あなたのできることを事実として淡々と語ればいい。

 

ステップ3 新規性があるとなおいい-切り口による替えはは可能

語られる物語に新規性、つまり「目新しさ」があると当然注目や興味をひきやすい。

その物語が、真新しいもので、それでいてあなたが発信したいメッセージと潜在顧客のニーズが重なるとなおいい。

あなたの会社、サービスだけの真新しさとかね。

しかし、毎回毎回新しさを導入するって難しいよな。

そんなときは、逆張りとか視点を変える方法が有効だ。

 

たとえば、おれのこのコンテンツ・マーケティングの連載コラムも、新規性はとくにない。

コンテンツマーケティングは今に始まったことじゃない。

でも、「コンテンツ・マーケティングの本質は、コンテンツ・ライティングだ! 

「SEOとかwebの施策は二の次!」

「世の中のコンテンツ・マーケティング論は本質からズレて役に立たない!」

といった切り口を入れることで、「新しいコンテンツ・マーケティング論」へと生まれ変わる。

いわゆる差別化といってもいい。同じような話と切り口を変えて、独自性を出していこう。

 

ステップ4 やっぱり顧客の役に立つということ!

そしてコンテンツを提供する意味は、やっぱり顧客の役に立ち、正式な顧客になってもらうこと。

コンテンツでクライアントの問題解決のヒントを提示したり、ニーズを満たしたりして、顧客の人生を良い意味で変えるチャンスがここにあると示すことにある。

「このコンテンツは、顧客にとってどう役に立つものなのか?」

この視点をブレることなく持ち続けよう。

おれもこの連載を通して、顧客が正しくコンテンツを作り上げ、顧客、ファンの獲得を果たしていくことを願って書いている。

 

ステップ5 大きな戦略-世界観の中に落とし込め!

さて。この視点も大切だ。

どういうことだろう。当たり前だけど、提供するコンテンツは、ひとつひとつ目的も役割も異なるよな。

でもさ、たとえばさっき例に出した、タイ保険会社の動画。あれはさ、あの保険会社の「大切な人の万が一に、助けられる自分でありたい。そのサポートを果たせるのが私たちです」といった世界観がある。

しかもハートフルだよな。

そんな世界観から、ブレちゃいけない。

ブランドとは顧客への約束なのだ。

その約束は破ったらダメ。絶対。

 

オレはさ、「まがいモンで底の浅いマーケティング系サービスが多いからこそ、ほんとに役立つマーケティングサービスを提供して、win-winの関係を構築していきたい。そしていっしょに繁栄したい」と思ってる。

 

経済規模が縮小する日本。これから生き残っていくには一人ひとりがマーケティングパワーを高めるしかない。

保険とは違う意味で、大切な人を守れる力をつけてほしいと思ってる。

その投資先として、加藤の提供するサービスがある。

だからおれに投資して、そさの投資額以下しか稼げなかったら失敗なんだよね。

それはさせない。ここだけの話、実際そうなりかけた人がいたときは、追加料金なしで、売上を高めるまでマンツーマンで寄り添ったしね。

おれはおれの世界観を裏切るワケにはいかないんだ。

 

そしてそんな世界観がブレずにサービスに反映されていくとき、すべてのコンテンツに言葉にはなりにくい「世界観」が反映される。

これは、人が大きく惹きつけられる最高のパワーだ。

ちなみのこの点も、下記から登録できるメール講座でより詳細に語ってるよ。

ぜひ、おめーらも世界観を確立し、大いにコンテンツに反映させてくれ。

と、以上が今回の内容だ。いかがたったろうか。

 

今回の結論としてのまとめ

ステップ0 あなたの物語(人生)と顧客のニーズのクロスロード

よく言われるストーリーマーケティング。物語りを語れということは、自分の伝えたいメッセージと顧客のニーズの重なる点を見出して、そこに落とし込むこと。やみくもに感動話、苦労話を語っても意味がない。

 

ステップ1 あなたの世界は変えられる
あなたの問題(ニーズ)を私のサービスで解決するとき、あなたの世界が変わる。その先にある魅力あふれる世界を描くこと。

 

ステップ2 事実を語れ
ネットにありがちな盛り盛りな話。ウソとまでいかなくても、誇大な表現からはもう卒業しよう。
リスクヘッジの意味すらも、事実をきちんと伝えよう。その証拠もきちんとつけること。証拠は自己体験でも構わない。

 

ステップ3 新規性があるとなおいい-切り口による替えはは可能
物語には目新しさがいる。しかし、切り口をかえることで、よくある話、過去の話にも新しい息吹を吹き込み、魅力的な新しい話へと生まれ変わらせることはできる。

 

ステップ4 やっぱり顧客の役に立つということ!
このコンテンツは顧客に役立つのか? どう役立つことができるのか? その視点を失うと、独りよがりになりかねない。常に、顧客目線を忘れずに!

 

ステップ5 大きな戦略-世界観の中に落とし込め!
あなたはいくつもコンテンツを生み出すことになるだろう。そのすべては、あなたの戦略、ひいては世界観と矛盾してはならない。あなたはどんな世界観をもっている? その世界観は顧客が参加したい世界観だろうか。あなたも顧客も幸せになれる世界観を描き、顧客に喜んで参加してもらおう。

 

以上が今回の内容だ。参考になったかい? そうならぜひ「いいね」や「シェア」をしてもらえるとうれしい。

ふー。

語りつかれたけど、おめーらの役に立つと願ってるぜ。また次回も待っててな。

ま。そんな話さ。

次回のコンテンツ・マーケティング論5はこちらから。
6つの質問で、ストーリーを生み出せるようになるぜ!

 

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この記事を書いた著者のプロフィール

マーケティング・プランナー/集客プランナーとして、セラピスト、コーチ、コンサルタント、個人起業家・個人経営者・歯科医院・各種治療院・などのマーケティング支援を専門としている。ソーシャルメディアの運用やSEO効果の高いブログの構築に長けている。2011年には月2回のセミナーを約一年間実施し、常に20~30人を集め続けた実績を持つ。現在も月1~2回のペースで多様なテーマで自主セミナーを開講している。テーマはライフワークであるスピリチュアルな内容や本業であるマーケティング関係が中心。 引き寄せの法則や原因と結果の法則などにも踏み込み、クライアント一人ひとりの人生が「豊かに」そして「幸せになる」こと、そして「依頼料金くらいはすぐに稼がせる」ことにこだわったマーケティングプランの提案をモットーにしている。

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